神奈川県川崎市の巻き爪治療が得意な接骨院。フットケア先進国ドイツで最もポピュラーなプレート式巻き爪矯正は、即効性もあり目立たず、日常生活も快適です!

川崎市巻き爪矯正専科

〒211-0045 神奈川県川崎市中原区上新城2-8-3 (武蔵新城駅北口より徒歩1分)

受付時間:平日 9:30~20:00
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ドイツ研修旅行2013

メディカルフットケア「巻き爪専科」
2013年ドイツ研修旅行

ドイツ・ベルリン研修旅行

2013年3月18~24日

一日目 移動日

成田空港からスイスエアラインズでチューリッヒ経由でベルリンまで。飛行時間約13時間

成田空港から巻き爪研修旅行は始まる

二日目「ベルリン市内観光」

ドイツ・ベルリンのブランデンブルク門

ブランデンブルグ門

国会議事堂、ブランデンブルグ門、ベルリンの壁、ソニーセンター、アレクサンダー大聖堂、時計台、テレビ塔、赤の市庁舎、ベルリン大聖堂などを電車・バス・地下鉄など公共の交通機関を使って駆け足で観光。

雪が降っていて寒かったけれど、どの場所も雪景色で凄く雰囲気が良かった。東西ドイツの分断により違った文化や歴史を形成した痕跡が垣間見れた。

ドイツ・ベルリンのベルリン大聖堂

ベルリン大聖堂

ドイツ・ベルリンのベルリンの壁

ベルリンの壁

ドイツ・ベルリンの国会議事堂

国会議事堂

三日目「病院研修」

DRK Kliniken Berlin (ドイツ赤十字病院ベルリン)を見学。
まず、ドイツでは民間資格である「フースフレーガー」と国家資格である「ポドローゲ」が存在します。

その「ポドローゲ」の資格を有するTorstern Seibt(ザイプト氏)の勤務先で、現場の上司であるチーフドクターのSybille Wunderlich(ブンダーリッヒ先生)との共同作業でした。
外来患者1名、入院患者2名の症例を見せて頂きました。

主に糖尿病による足病変へのフットケアになりますが、足指切断など外科処置後の皮膚硬化部の角質をケアし血行改善を目的とするものが主でした。

この病院は患者一人に対し医師を中心にフットケア担当のポドローゲ、靴担当のOSM(オーソペディック シューマスター)、さらに創傷ケア担当のスタッフと各分野のスペシャリストが関わり総合的なケアが出来るドイツでも数少ない公的医療機関でした。

また、ドイツでは条件によって保険医療制度を利用したフットケアも受けられるので患者サイドも経済的不安がない事が日本との大きな違いだと認識しました。

今回の研修旅行の全ての行程をアレンジして頂いたザイプト氏はご自分のフットケアクリニックを運営し週一回この病院に、そしてもう一件病院にも出張しているそうです。

巻き爪研修「ドイツ赤十字病院」

DRK Kliniken Berlin
(ドイツ赤十字病院ベルリン)

ドイツのフットケア・ネイルケア機器

ポータブルのフットケアマシン

病院内設備

巻き爪処置用の薬

常にDrとポドローゲが連携して患者さんの対応を検討しながらケアしていました。

常に医師と国家資格のポドローゲが巻き爪患者さんに寄り添う

患者様の声を傾聴し、治療

巻き爪だけでなくその他フットケアも

様々な爪疾患の治療

入院病棟

(この後に患部が映っている写真が数枚ありますのでご注意ください。)

爪疾患での入院病棟

日々の丁寧な処置で早期回復を

爪だけでなく足先全体のフットケア

足裏の疾患で腫れ上がる

移動が困難な患者様にはその場で処置

足先の疾患:処置風景

足先の疾患も適切な治療を

色々な器具を用いて患者様負担にならないように

入院ベッドでの治療

足先の患部

ドイツの最先端治療がここで

四日目
「ORAシュパンゲ理論・実習及びプロポリスを用いたフットケアの理論」

ザイプト氏による天然の抗生物質と言われているプロポリスの効果効能などの講義。ドイツの病院で勤務しているポドローゲは角質除去や処置の前後にプロポリスを使うそうです。

そもそもプロポリスとはミツバチが樹皮や蕾から、生物固有の分泌物で濃縮、変化した樹液を集めた物。

研究により樹脂由来のビタミンB、E、H、P群、バニン、イソバニリン、クアセチンの他、亜鉛、バナジウム、鉄、銅、グルコースのような微量元素、エーテルオイル、酵素が特定。

ミツバチは巣の内部にそれを塗り、殺菌消毒し巣の衛生状態を保った。
人間は古代エジプト時代にミイラの防腐保存に使ったと言われています。

「ORA シュパンゲ」の学術的説明

角質除去

爪疾患などに効果的な治療法について講義

ORAシュパンゲ発案者で有るBrigitte Rathenow(ブリギッテ ラーテナウ)女史による直接の指導で、ワイヤーを爪のどこにどの様なカーブで装着すると効果的かなど細かい部分まで教えて頂きました。

「ORA シュパンゲ」発案者によるワイヤー巻き爪矯正の講義

ワイヤー矯正の指導

どうして巻き爪矯正にワイヤーが効果的なのか

アットホームな実技指導

アットホームな雰囲気での実技指導

発案者なのでワイヤーの持つ特性を発揮

発案者ですからワイヤーの特性や効果を知り尽くしていますのでどんな質問にも的確に対応。

受講者の様子

巻き爪矯正ワイヤーを装着する様子

五~六日目 「ザイプト氏のサロンにて実技講習及び実習」

フットケアサロンの設備を見学し、実際にそこで使用しているマシンや器具を使った実技指導、さらに実技でORAシュパンゲの装着を復習。

最後はザイプト氏の顧客有志によるモデルさんへ自分達がフットケアを施術しました。
ドイツの方ですから言葉が通じないので下手な英語やジェスチャーで対応。

フットケアサロンの前

サロンの前で記念撮影

フットケアサロン内の様子

ザイプト氏のデスク及び施術ユニット

三つの個室にはそれぞれこのようなユニットがセッティングされています。

3つの個室施術室

徹底した衛生管理

巻き爪治療器具の衛生管理

丁寧に並べられている機器

使いやすさ抜群のデスク

とても丁寧に実技指導をして頂きました。

フットケアサロンの院長による丁寧な実技指導

巻き爪のサイドをカット

ワイヤー設置して矯正

肉眼では見えずらいので拡大鏡を使い施術

実際にみその接骨院「巻き爪専科」院長も施術

私が担当したのはマイヤさんという方で、踵周囲の角質除去と爪のケア。
とても穏やかな方で施術もやり易く助かりました。

施術前状態のチェック

踵周辺の角質除去ケア

現在やっているプレート式巻き爪矯正の症例報告もしました。

当院で行っているプレート式巻き爪矯正の症例報告

報告会の参加者

まとめ

短い期間でしたが充実した研修旅行でした。
日本で習ったドイツ式フットケアと巻き爪矯正ですが、本場ドイツの現場でやっている事とどれ程違うのかと思っていましたが、施術方法などはそれ程違いがあるとは感じませんでした。

しかし、資格や法律の違いから施術範囲はかなり違い、糖尿病の足病変やオペ後の患部のケアなどかなり外科的処置に近いところまで踏み込んでいました。

日本ではこのように医師とフットケアセラピストが協力して同じ現場で処置する事はまずありません。あるとすれば看護師が独自にフットケアを習い、それを理解した医師がいる場合のみ可能かと思いますが現実的には稀だと思います。患者様の立場からすると最も理想的な環境だとは思うのですが・・・

それと日本ではフットケアがまだまだリラクゼーションの一部の贅沢メニューと思われていますが、ドイツではとても一般的な事で生活に必要なものとなっていてフットケアサロンの認知度も比べ物にならないと感じました。

ライセンスも取得

ワイヤー矯正発案者の想いも聞ける

最後に、今回の研修旅行を企画して頂いたフットケアジャパンの関係者の皆様、ザイプト氏、ラーテナウ女史に感謝を申し上げます。

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