爪に関するトラブルは、巻き爪だけではありません。爪の健康は見落とされがちですが、トラブルが発生すると日常生活に大きな影響を及ぼします。今から巻き爪以外の主な爪疾患について詳しく解説し、それぞれの原因や症状、対処法を紹介します。
陥入爪(かんにゅうそう)は、巻き爪と症状が似ているものの、爪自体に大きな湾曲は見られず、爪の両脇が皮膚に食い込んで傷を作る状態です。
陥入爪の症状には以下のようなものがあります。
これらの症状が進行すると、「爪囲炎」という炎症状態を引き起こすことがあります。爪囲炎は、細菌感染が原因で起こり、放置すると膿がたまることもあるため注意が必要です。
陥入爪の予防と治療には以下の対策が効果的です。
爪白癬(つめはくせん)は、皮膚にできる水虫と同じ原因菌による感染症で、爪に感染した状態を指します。
爪白癬は、痛みやかゆみがないため、発見が遅れるケースが多い疾患です。しかし、放置すると感染が広がり、治療がより困難になる可能性があります。
爪白癬は自然治癒が期待できないため、医療機関での治療が必要です。
予防のためには、足を清潔に保ち、通気性の良い靴を選ぶことが大切です。
爪甲剥離症(そうこうはくりしょう)は、爪が爪下(爪の下の皮膚)から剥がれ、浮いた状態になる疾患です。
爪甲剥離症の原因は、爪を引っ掛けたり、外傷を受けた場合や爪母(爪の生え際)の異常、巻き爪が進行し、爪が持ち上がって剝がれてしまって場合に起こります。
症状としては
などです。
爪甲剥離症の治療には、原因を特定することが重要です。
鈎湾爪(こうわんそう)は、爪甲の下に角質が増殖し、爪が正常に伸びられなくなる疾患です。その結果、爪が鈎状(かぎじょう)に丸くなったり、上方に反り返ったりする状態になります。
鈎湾爪の原因は、爪甲の下の角質が異常に増殖したり、指骨先端の隆起部分に爪が当たることで、爪の成長が阻害される場合に起こります。
症状としては
などです。
鈎湾爪の治療には、早期の対応が重要です。
爪トラブルは、正しい知識とケアを行うことで予防可能です。以下のポイントに気をつけましょう。
巻き爪を含めた爪疾患は、日常生活に大きな影響を与える可能性があります。どのような症状でも放置せず、適切な治療を受けることで健康な爪を維持しましょう。
川崎市にある接骨院でドイツ式フットケアをやっています。特に巻き爪の痛みでお悩みの方はプレートを使った矯正法が即効性もあり目立たず日常生活も快適です。
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